周期性四肢運動障害とは
周期性四肢運動障害とは、睡眠時、自分の意思とは関係なく手足が勝手に動く病気です。
寝ているときに起こるので自覚症状がなく、一人暮らしをしていると気づくことすら難しいです。
年齢を重ねるとともに発症率が高くなります。
周期性四肢運動障害の弊害
周期性四肢運動障害は、患者の睡眠を質を下げてしまいます。
しっかりと疲れを取るには深い眠りにつくことが不可欠ですが、
この障害のせいで睡眠が浅くなったり、途中で目覚めてしまったりするからです。
「なぜだか最近夜中に目覚めてしまう」「しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない」とお悩みの方は、
周期性四肢運動障害を疑ってみた方がいいかもしれません。
また、就寝前に足に不快感を感じる「むずむず脚症候群」と併発することもあります。
心当たりがある方、一度検査を受けてみることをおすすめします。
治療法
やっかいなことに、周期性四肢運動障害の原因ははっきりとは解明されていません。
しかしながら、ドーパミン受容体刺激薬や、クロナゼパムなどの薬を服用することで治療することができます。
放っておけばおくほど、睡眠の質を下げたまま生活することになり、毎日の疲労が蓄積されていくでしょう。
心当たりがある方は、早めの診断を受けるようにしてください。