前回のこちらの記事では、睡眠時無呼吸症候群の原因とその健康リスクについて触れました。
まだ読んでいない方はこちらの記事を先にお読みください。
さて、今回はその続きとして、
睡眠時無呼吸になっているかどうかの見分け方と、
その予防方法についてお伝えしていきたいと思います。
目次
睡眠時無呼吸の見分け方
以下の項目に当てはまる方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
(当てはまる項目が多ければ多いほど可能性が高いです)
1.大きないびきを毎晩かく
いびきの原因は、気道が狭くなることによるもので、
睡眠時無呼吸症候群の初期症状ともいわれています。
2.昼間、緊張感のある場面(運転中や会議中)なのに眠くなることが多い
睡眠時無呼吸により睡眠の質が下がり、十分な時間寝ても睡眠不足になっている可能性があります。
3.肥満体型である
なりやすい人の特徴でも述べましたが、肥満体型の方は睡眠時無呼吸になるリスクが非常に高く、
標準的な体型の人に比べ3倍とも言われています。
4.起きたときの頭痛
起床後、頭の両側に頭痛がするが30分程度でおさまる。
こういったことが月の半分くらいの頻度で起きる、という方は要注意。
睡眠時無呼吸性頭痛の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群の対策
1.ダイエットで脂肪を落とす(肥満体型の方)
のど周りの脂肪を落としましょう
2.鼻呼吸をする
口呼吸は気道を乾燥させ、狭めてしまう原因となります。
3.横向きで寝る
舌がのどに落ち込むと無呼吸になりやすいです。
4.お酒をやめる
アルコール摂取後は気道が狭くなりやすいので、寝る前のお酒は控えましょう。