不眠症には色々ありますが
一口に不眠症といっても、なかなか寝付けないというものから、
途中で目覚めてしまうもの、あるいは眠れるがぐっすり寝た感じがしないものまでたくさんあります。
しかし、やはり最も私たちを悩ませるのは、
布団に入ってからなかなか寝付けない「入眠障害」でしょう。
寝ないといけないのに1時間も2時間も眠れない…というのは非常につらいものです。
というわけでここではその「入眠障害」にフォーカスした不眠対策の効果的な方法をご紹介していきたいと思います。
対策①入浴
体温と睡眠には密接な関係があります。
人間は体内部の体温である「深部体温」が下がると眠くなるようにできています。
よくドラマなどで、雪山で遭難した人に「寝るな!死ぬぞ!!」という場面があります。
あれほど緊迫した状態なのに眠くなってしまうのは、急激に深部体温が下がっていくからです。
とはいっても日常生活で深部体温を下げるために思いっきり体を冷やすわけにもいきませんので、
一回体温を上げておかないといけません。
そのために、入浴というのは非常に効果的なのです。
深部体温を上げることが目的なので、シャワーで済ませず湯船にしっかりつかりましょう。
体温が下がるのは入浴後1-2時間後なので、寝る時間の1-2時間前に入るといいですね。
対策②香り
眠りにつくにはリラックスすることが絶対条件です。
落ち着く効果のあるアロマなどを使うことで、入眠をスムーズにすることができます。
やり方は簡単で、アロマオイルをティッシュなどに染み込ませて、枕元に置いておくだけ。
手軽にできて生活に取り入れやすいのがいいですね。
アロマオイルにはたくさん種類があり、迷ってしまうという方は、
定番のラベンダーやオレンジを買えば間違いないでしょう。
もちろん、お気に入りの香りがあるという方はそれでも大丈夫です!
対策③脱カフェイン/タバコ/アルコール
三大眠れない原因です。
不眠に悩んでいる方で、日常的にこれらを摂取している方は、
やめるだけで、嘘のようにぐっすり眠れるようになるはずです。
また「脱コーヒー」ではなく「脱カフェイン」と書いたのは、
カフェインはコーヒー以外にもエナジードリンク、紅茶などにも入っているためです。
また寝酒といって寝る前に一杯飲む人や、
寝る前の一服と称してタバコを吸う人がいますが、
これでリラックスしてよく眠れるというのは幻想です。
むしろ、思いっきり入眠を邪魔してきます。
対策④睡眠グッズを試す
ちょっと今までのものとは違いますが、
今は多種多様な睡眠グッズが世の中に出回っています。
安眠屋でも、様々なグッズを取り揃えていますので、
一度試してみるといいかもしれません。
不眠の原因を知った上で、その対策となるようなグッズを購入すれば、
かなりの効果が得られるかと思います。