「朝起きたら首がイタタタタ…寝違えた…」
誰もが一度は経験したことがあるこの「寝違え」という現象。
これ、たまたま体が変な方向に向いたまま寝てしまったとか、
偶発的に起きたものだと思っていませんか?
実は寝違えにも、きちんとした根拠があります。
もし定期的に寝違えていてうんざりしている方がいれば、
この記事を読んで、解決できるのではないかと思います。
寝違えの原因は寝相が悪いから?
確かに、表面的に見ればそうです。
寝違えて首が痛くなるのは、単純に寝ている間、
筋肉が無理な体制で長時間キープされてしまうことによるもの。
問題は、なぜぐっすり寝ている間に筋肉があらぬ動きをするのか、です。
原因はまさかの内臓
もし次、寝違える機会があれば(?)、前日の夜何をしていたかを振り返ってみましょう。
もしかして、飲み会や宴会などで、暴飲暴食をしていたのではないですか?
たとえばお酒を飲みすぎると、肝臓が疲労します。
そして肝臓は、体の右側の筋肉(特に背中)と密接につながっているのです。
そのため肝臓が疲労すると、それに合わせて筋肉も縮みます。
体の右側の筋肉が縮小することにより、背中から首にかけて左側に回転するような形になります。
こうして、寝ている間に変な姿勢がつくられ、それにより寝違えが起こってしまうのです。
これが食べすぎた場合だと、このときは胃が疲労します。
胃は体の左側の筋肉と関係しますので、飲みすぎたときとは逆側が痛くなるはずです。
寝違えたとき、首のどちら側に痛みがあるかなんて普段気にすることはなかなかないですが、
これを期に少し気にしてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、寝違えの原因がわかり、事前に防ぐことができるかもしれません。