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【正しく説明できる?】レム睡眠とノンレム睡眠



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「レム睡眠とノンレム睡眠」

誰もに聞きなじみのある言葉だと思います。
しかし、この2つの睡眠の違いを正しく説明できるでしょうか?
睡眠について知り人生を豊かにするためには、レム睡眠とノンレム睡眠について知っておくのは不可欠です。
私たちが寝ている間、何が起きているのかを見ていきましょう。

 

レムとノンレム

そもそも「レム」「ノンレム」って、どういうことなんでしょうか。
レムは英語で書くと「REM」。
これは「Rapid Eye Movement」頭文字をとったものなのです。
Rapid(速い) 、Eye(眼球)、Movement(動き)、つまり
REM睡眠とは、「眼球が速く動きながらしている睡眠」のことをいうのです。
眼球が高速移動しているのですから、脳は動いている、浅い眠りです。
反対にノンレムは「眼球が速く動いていないときの睡眠」となり、
ノンレム睡眠は脳も体も休んでいる深い眠り、ということになります。

 

レム睡眠とノンレム睡眠の周期

「レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返している」という話を聞いたことがあるかもしれません。
では、具体的にはどのような周期で2つを繰り返しているのか。
私たちが眠りについてから起きていることを、時系列に沿って解説していきたいと思います。
(数字は一般的なものを使っているため、個人差はあります。)

 

1、ノンレム睡眠(段階1)

私たちの睡眠は、ノンレム睡眠でスタートします。
このノンレム睡眠はまだうとうとしている段階で、多少の意識があります。

2、ノンレム睡眠(段階2)

入眠が完了しています。
しかし、まだ眠りは深くはありません。
パワーナップをするときは、この段階で目覚めるようにしておかないと、
深い眠りに入ってしまい、眠りから戻ってこれなくなってしまいます。

3、ノンレム睡眠(段階3)

入眠から約20分で段階3に到達します。
かなり深い眠りのため、簡単に起きることはありません。

4、ノンレム睡眠(段階4)

入眠から約60分で段階4に到達します。
最も深い眠りです。

5、レム睡眠

入眠から約90分後、ここで初めてのレム睡眠が訪れます。
脳が活発に動き、記憶の整理などの作業をはじめます。

 

この1から5までを一周として、
このサイクルを一晩で4-5回繰り返しています。
ただし、まったく同じ睡眠を繰り返すのではなく、
前半であればあるほど深いノンレム睡眠の比率が高く、
後半に近づくにつれ、レム睡眠の比率が高くなります。

 

スッキリと目覚めるためには

ボーっとすることなく、スッキリ目覚めるためには、5のレム睡眠時に起床するようにしましょう。
ノンレム睡眠時と違いレム睡眠時には脳が覚醒していますので、
そのまま目覚めてしまえば、「頭が寝ている状態」に比較的なりにくいのです。

 

 

カテゴリー 睡眠の基礎知識


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