眠ろうとベッドに横になったはいいが、足がむずむずし、気持ちが悪い。虫が這っているかのような不快感のせいで寝付けない。
このような症状に悩まされている方は、むずむず脚症候群の可能性があります。
むずむず脚症候群は英語では「restless legs syndrome」(休みのない脚の症候群)といいます。
その名のとおり、脚が気持ち悪かったり、あるいは元気すぎたりして、動かさずにはいられないのです。
むずむず脚症候群の原因
実は、むずむず脚症候群の原因はまだ完全には解明されていません。
しかし、ドーパミンの機能低下や、遺伝的なもの、鉄分の不足などが有力とされています。
実際、むずむず脚症候群は妊婦の発症率が非常に高くなっています。
妊婦は鉄分を含むあらゆる栄養素を胎児に供給しなければならないので、
鉄分が不足してしまうことが原因のようです。
むずむず脚症候群の対策
むずむず脚症候群は、普段から気をつけることでその症状を改善することができます。
前述したように、鉄分の不足を防ぐことも対策の1つです。
鉄分を多く含む、レバーや魚介類などを意識して食べるとよいでしょう。
適度な運動で脚を動かしたり、マッサージをしたりすることも効果的です。
また、睡眠自体の質を高めることも重要です。
カフェインやアルコール、喫煙などを控えることも、症状の改善に一役買ってくれます。