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キャリーフィッシャーの死は、過小評価された健康問題 – 睡眠時無呼吸



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女優のキャリー・フィッシャーは、精神病や薬物乱用の彼女の生涯にわたる自身の生活について、恥ずかしそうに語るのでした。

彼女はかつてABCニュースの取材で激しく語った。

「私は精神的に病気だということはできますが、私はそれを恥ずかしく思っていません。なぜなら私は精神的病によって死んではいないし、こうしていき続けているからです。」

彼女の語った精神病という真実は、当時様々な世代の女性に影響を与えました。
クールで面白いハリウッドの顔とも言われる彼女が、自身の闘病生活への理解を得ることについてとてもオープンで、全てをさらけ出したからです。

しかし、フィッシャーに死をもたらした最終的にな理由は、彼女が公然と言っていなかったある病状だったのです。

それは皆さんもご存知の睡眠時無呼吸という症状です。

フィッシャーさんは、ロンドンからロサンゼルスへ飛行で移動中に心臓発作を起こし、その4日後の12月27日に死亡しました。

AP通信によると、ロサンゼルス郡検察庁は睡眠中無呼吸症候群(睡眠中に何度も何度も呼吸を停止する、時には一晩100回以上の睡眠時無呼吸)が死亡原因になったと語りました。

検察側はフィッシャーの死因を「未定」としましたが、AP通信によると、他の寄与因子は、複数の不特定の薬物の摂取および動脈中の脂肪組織の蓄積であった事が分かりました。

しかし当時60歳で睡眠時無呼吸症例は広く知られていなかった事もあり、フィッシャーさん本人がそれを知っていたかは誰にも分かりません。

ジョンズ・ホプキンス医学校の睡眠専門家グレイス・ペインは、亡くなったフィッシャーさんが睡眠時無呼吸症候群であることは明確であると語っています。

アメリカのNSF(National Sleep Foundation)によると、1800万人以上のアメリカ人が睡眠時無呼吸症と診断されており、睡眠時に起こる症状の為、日中の医者による検査でもその障害を検出することはできないと言われております。
またほとんどの原因が国立衛生研究所によると、昼間の疲労やストレスと言われております。

睡眠時無呼吸症候群の初期症状としては、睡眠中のいびきやいびきなどがありますが、未治療の睡眠時無呼吸は、国立衛生研究所によると、高血圧、心臓発作および心不全のリスクを高める可能性があると言われており、ある研究は、CPAP装置で睡眠時無呼吸を適切に治療することで、心臓と血糖に関する問題を緩和できることを発見しました。

無呼吸症患者を多く治療してきた睡眠の専門家と働く歯科医のジョン・ボージスはワシントンポストにこう語っています。
“心血管疾患、脳卒中など様々な死因がありますが、睡眠時無呼吸は時限爆弾であり、それらを併発させる恐れがあるとても恐ろしい病気です。”

カテゴリー 睡眠障害全般 睡眠時無呼吸症候群


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