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夏休みももう終わり!睡眠を見直し昼夜逆転生活から抜け出そう



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夏休みボケになってませんか?

学校に通っている学生の皆さん、夏休みは満喫できたでしょうか?

楽しかった夏休みも終わりが近づき、いよいよ新学期が始まりますね。

新学期が始まると、また朝早く起きる生活に戻ります。

おそらくかなりの学生さんが、夏休みで昼夜逆転の生活をして、なかなか戻せずにいるのではないでしょうか?

少しでもスッキリと気持ちよく、新学期を迎えられるように、今から対策をとっておきましょう。

休みボケは立派な睡眠障害です。

夏休みボケというと、なんだか柔らかくかわいらしい印象がありますが、

実はこれ、「睡眠相後退症候群」という、睡眠障害なんです。

睡眠相後退症候群とはざっくり言うと、「睡眠サイクルが後ろにズレたせいで、夜眠れなくなる病気」といった感じです。

睡眠相後退症候群の基礎知識は、こちらの記事を参考にしてみてください。

参考:夜中になるまで眠くならない、睡眠相後退症候群とは?

初期のうちはまだいいんですが、これが慢性化するとなかなか睡眠サイクルが元に戻らず、

通院しなければならなくなることもあります。

対策ができるうちに、対策をしてしまうのが賢明でしょう。

 

手軽にできる効果的な対策

それでは具体的に、どのような対策をしていけばいいかをご説明します。

もっとも効果のある方法は「日光浴」です。

人間は日光を浴びることで「メラトニン」という物質が体内で分泌されます。

このメラトニンには「分泌されてから14-15時間経つと眠気をもたらす」効果があるのです。

たとえば朝8時に目覚め、すぐに日光を浴びた場合、

だいたいその日の夜10時-11時くらいには眠くなりますが、

昼12時に起きて日光を浴びた場合、

夜中の2時-3時になるまで眠くなりません。

このようなメカニズムで、昼夜逆転生活になってしまうのですね。

ですので、これを元に戻すには

「今よりも少し早起きして、すぐに日光を浴びる」というのを繰り返し、

徐々に睡眠サイクルを前倒ししていく、ということになります。

(*睡眠時間を削ることになるため、ひどい睡眠相後退症候群の場合この方法は使わないほうがいいです)

重要なのは、「すぐに」日光を浴びること。

目覚めはしたものの、ずっと部屋にいて日光を浴びる時間が遅れると、

メラトニンの分泌が遅れてしまい、結局眠気がくるのが遅れてしまいますからね。

外に出るのが難しい場合でも、ベランダなど十分明るい場所にいても同じ効果があります。

夏休みが終わるまでの期間、起床後の日光浴を日課にして、

新学期に向けて睡眠リズムをつくっていきましょう。

 

 

カテゴリー 睡眠の基礎知識 睡眠相後退症候群 概日リズム睡眠障害


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