概日リズム睡眠障害とは
概日リズム睡眠障害とは、自らの睡眠サイクルと、社会生活に必要な睡眠サイクルにズレが生じ、
日常生活に何らかの支障をきたす症状の総称です。
慢性的にこの症状にかかってしまうと、元の適切なリズムに戻すことが困難になります。
概日リズム睡眠障害の種類
交代勤務による睡眠障害
勤務スケジュールが一定でなく、夜勤の場合、日勤の場合と変化するような生活を送っている人に起きる睡眠障害です。
睡眠相後退症候群
睡眠サイクルが後ろにずれこみ、慢性的に「遅寝・遅起き」になっている状態です。
睡眠相前進症候群
睡眠サイクルが前にずれこみ、慢性的に「早寝・早起き」になっている状態です。
高齢者の方に多く見られます。
非24時間睡眠覚醒症候群
睡眠のリズムが毎日少しずつ(個人差あり。1-3時間ずつ)ずれていく症状です。
不規則型睡眠覚醒パターン
睡眠リズムが完全に崩れ、夜の決まった時間に睡眠をとることができなくなります。
また、1回にまとまった睡眠をとることができず、一日に複数回睡眠をとるようになってしまう症状です。
治療は専門の病院で
社会生活と合致しない睡眠リズムが慢性化してしまうと、簡単な治療では元に戻すことは困難です。
長期間にわたる治療を根気よく行わなければならないので、やはり専門医による指導が不可欠になるでしょう。
安眠屋では、全国の睡眠障害専門病院を探すことができます。
睡眠障害にお悩みの方は、ぜひ一度お近くの病院に問い合わせてみてはいかがでしょうか。